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オリヴィエ賞受賞イメルダ・スタウントン主演ミュージカル『ジプシー』が2018年ブロードウェイトランスファーを計画

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今年のローレンス・オリヴィエ賞でベスト・ミュージカル・リバイバル賞や主演女優賞など計4冠に輝いたミュージカルGypsy『ジプシー』のウエスト・エンドプロダクションが、2018年のブロードウェイトランスファーを計画している。The Stageが報じた。

スタウントンはこの計画をThe Stageのインタビューシリーズ、Theater Livesの中で明らかにした。

『ジプシー』は、バーレスクの女王ジプシー・ローズ・リーの半生をジュール・スタインの曲、スティーヴン・ソンドハイムの歌詞、アーサー・ローレンツの台本で描いた1959年初演のクラッシック・ミュージカル。

今回のプロダクションは2014年に英国チチェスターで上演後、2015年3月28日から11月28日までロンドンのSavoy Theatreで上演されたもの。元祖ステージママのママ・ローズ役をイメルダ・スタウントンが演じてローレンス・オリヴィエ賞を受賞、他にピーター・デイヴィスン、ララ・パルヴァーが出演し、パルヴァーも助演女優賞を受賞した。

ジョナサン・ケント演出のこのプロダクションはウエスト・エンドでは40年以上ぶりのリバイバルとなった。

BBCがステージを録画したものを11月11日には米PBS局が全米でテレビ放映しており、現在ブルーレイも発売されている。

ブロードウェイでの『ジプシー』の直近の上演は2008年で、出演したパティ・ルポーン、ローラ・ベナンティ、ボイド・ゲインズが揃ってトニー賞を受賞している。
Photo by Johan Persson

 

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