25年ぶりにミュージカル『マイ・フェア・レディ』がブロードウェイでリバイバル!

ミュージカル『マイ・フェア・レディ』(My Fair Lady)が25年ぶりにブロードウェイに戻ってくる。リンカーンセンターは、このクラッシックミュージカルをバートレット・シャーの演出でリバイバルし、2018年春にヴィヴィアン・ボーモントシアターで上演すると発表した。

キャストについての発表はないものの、舞台美術のマイケル・ヤーガンや衣装のキャサリン・ズーバー、照明のドナルド・ホルダーら、シャーの演出でリバイバルし、トニー賞を受賞した『南太平洋』(South Pacific)や『王様と私』(The King and Iのクリエイター達がシャーの元に再び集結する。

『マイ・フェア・レディ』はジョージ・バーナード・ショーの戯曲『ピグマリオン』(Pygmalion)を元に、アラン・ジェイ・ラーナーとフレデリック・ロウが作り上げたミュージカル。“I Could Have Danced All Night”や “On the Street Where You Live”や “Wouldn’t It Be Loverly”に”I’ve Grown Accustomed to Her Face”などの名曲も有名だ。

言語学の専門家のヒギンズが友人のピカリング大佐と賭けをし、下町訛りで話す花売り娘イライザをレディに仕立てるという物語で、1956年のブロードウェイでの初演時はレックス・ハリソンとジュディ・アンドリュースが主演、モス・ハートが演出し、トニー賞6冠に輝いた。また、6年半2717回に及ぶロングランとなり、当時ブロードウェイのミュージカルとして最も長く上演された作品となった。1964年にはハリソンとオードリー・ヘップバーン主演で映画化されている。ブロードウェイで最後にリバイバルされたのは1993年で、リチャード・チェンバレンとメリッサ・エリコが主演した。

今回のリバイバルは2018年3月22日プレビュー開始、4月19日オープンの予定だ。

Top Photo: Audrey Hepburn and Rex Harrison in the 1964 screen version of ‘My Fair Lady‘ © Warner Bros.