FXは木曜日、ライアン・マーフィーとブラッド・ファルチャックのアンソロジーシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』をさらに2シーズン更新すると発表した。The Hollywood Reporterが報じた。
『アメリカン・ホラー・ストーリー』は既にシーズン7の制作が決定、この春の放映開始が予定されており、この更新決定によってこの人気シリーズは、少なくともシーズン9まで制作、2019年まで放映継続が決定したことになる。
『アメリカン・ホラー・ストーリー』は2011年からケーブルネットワーク局FXで放映が始まったホラードラマシリーズで、各シーズンがそれぞれ独立した舞台設定とキャラクター、ストーリーで構成されているアンソロジーシリーズ。
それぞれのシーズンでエピソード数が異なるが、1シーズン10話から13話で構成されており、アメリカでは既にシーズン6までの放映が完了している。
同じ役者がシーズンごとに全く異なる役を演じるのも魅力の一つで、特にシーズン4のFreak Showまで主演したジェシカ・ラングの演技は批評家から賞賛を浴び、エミー賞を2度、ゴールデン・グローブ賞とスクリーン・アクターズ・ギルド・アワードをそれぞれ受賞した。

また、この春から放映が始まるシーズン7のキャストとして、先日、ライアン・マーフィーの『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』( The People v. O.J. Simpson)でゴールデン・グローブ賞を受賞したサラ・ポールソンと、エヴァン・ピーターズの2人の名前が発表された。
ポールソンもピーターズの2人はこれまでの『アメリカン・ホラー・ストーリー』全シーズンに出演している。
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マーフィーは現在FXで3本のアンソロジーシリーズを抱えており、スター間の確執に焦点を当てた新しいドラマシリーズ、Feud: Bette and Joan 『フュード:ベティ・アンド・ジョーン(原題)』が3月5日から放映スタートの予定だ。
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