韓国のゾンビ映画、Train to Busan (原題:부산행『釜山行き』)の英語版リメイクが決定!

今年の夏に韓国で公開されて大ヒットしたヨン・サンホ監督のゾンビ映画、Train to Busan (原題:부산행『釜山行き』)が、フランスの大手映画制作会社ゴーモン(Gaumont)によって英語版リメイク化されることがわかった。水曜日にNext Entertainment WorldとGaumontが合同発表したとVarietyが報じた。

Train to Busan『釜山行き』は、今年5月に開催されたカンヌ映画祭の「ミッドナイト・スクリーニング」でプレミア上映されるやいなや、FOX、Sonyなどのハリウッドメジャースタジオや、ゴーモン、スタジオカナル(StudioCanal)、ヨーロッパ・コープ(EuropaCorp)などのフランスのスタジオがリメイク権の争奪戦を繰り広げた作品だ。

『豚の王』(The King of Pigs)や『The Fake』など、社会を告発する暗いインディーズアニメ作品を発表してきたヨン・サンホ監督の実写デビュー作で、ゾンビウィルスがアウトブレイクした韓国で、唯一ウィルスの侵入を防げた釜山に向かう高速列車内の人間たちを描いた寓意的な作品である。

英語版リメイクのスタッフやキャスト、スケジュールなどはまだ明らかになっていないが、ゴーモンのインターナショナル・プロダクション部門のセシール・ガジェットによると、すでにハリウッドの複数のタレントエージェンシーや著名な監督達からアプローチがあったという。

また、リメイク版の映画はアメリカが舞台となるらしい。

ゾンビを乗せた列車がアメリカのどこからどこまでを走ることになるのか、続報が待たれる。

Photo © Next Entertainment World