ジェイク・ジレンホール主演の芝居 Burn This『焼却処分』のブロードウェイ公演延期決定

ブロードウェイのハドソン・シアターで2017年2月から上演される予定だったランフォード・ウィルソンの芝居Burn This『焼却処分』は、主演のジェイク・ジレンホールのスケジュールの関係で上演時期が延期されることになった。プロデューサーのステイシー・ミンディックとジェシカ・R・ジェニンがニューヨーク時間の21日に発表した。

Burn Thisは来年2月にプレビュー開始、3月6日にオープンする予定だったが、2017-2018シーズンの上演となる。

Burn Thisは2015年1月にConstellations『星ノ数ホド』でブロードウェイデビューしたジェイク・ジレンホールが再びブロードウェイの舞台に立つ作品として話題を呼んだが、それと同時に、1968年以降芝居が上演されることがなく、ホテルのイベント等に使われていたハドソン・シアターが、本作のオープンと共に約50年ぶりにブロードウェイの劇場として再び観客を招き入れることになるとして注目を浴びていた。

ハドソン・シアターはマンハッタンのタイムズ・スクエアと6番街の間の44丁目にある劇場で、アンバサダー・シアター・グループ(ATG)が所有する。ATGによる改装後は41番目の機能するブロードウェイの劇場となる予定だ。

本作の公演延期により、ATGは劇場改装後の杮落としとなるプロダクションを新たに探す必要がある。

ジレンホールはこれまで、Constellations『星ノ数ホド』の他にNew York City Centerの人気シリーズEncore!のオフ・ブロードウェイバージョン、Encores! Off-CenterでミュージカルLittle Shop of Horrors『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』のコンサート版に出演し、ニューヨークの舞台に立っている。

また、10月24日からはCity Centerのファンドレイジング・コンサートでスティーヴン・ソンドハイムのSunday in the Park with George『サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ』に出演する予定だ。

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