レスリー・ジョーンズのウェブサイトハッキング事件、米ホームランド・セキュリティが捜査に乗り出す

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『ゴーストバスターズ』(Ghostbusters)のレスリー・ジョーンズのウェブサイトが水曜日に何者かにハッキングされた事件は、現在、米ホームランド・セキュリティが捜査中であるとHollywood Reporterが報じた

ウェブサイトは現在オフラインでアクセスできないようになっているが、一時的に運転免許証やパスポートの画像、ヌード写真、人種差別的な動画が掲示されていた。

ジョーンズは、『ゴーストバスターズ』が公開されて以来、インターネット上で数々の人種差別的且つ女性差別的な攻撃を受けていた。

先月、彼女のTwitterアカウントに攻撃が集中した際には、ジョーンズは一時的にTwitterを去ることとなったが、TwitterのCEOジャック・ドーシーが事態の収拾に乗り出した後、集中攻撃を扇動していたブライトバート・ニュース・ネットワークのジャーナリスト、マイロ・ヤノポロスがTwitterから永久使用禁止処分を受け、以降は落ち着いていたかに見えた。

だが、今回のハッキングは、ジョーンズのウェブサイトがオフラインになる前の状態から、ヤノポロスがTwitterから永久使用禁止処分を受けたことに腹を立てた彼の支持者たちが報復としてやったのではないかと推測されている。

今回のハッキング事件に関して、ヤノポロスはHollywood Reporterに以下の声明を出している。

「レスリー・ジョーンズがハッキングされて裸の写真がオンライン上に掲載されたと聞いて心を痛めています。私が『ゴーストバスターズ』のレビューを発表した後、私たちには不和がありましたが、このような酷く動揺するようなことが起きてしまいましたが、すべてが解決することを願っています。」

“I’m distressed to hear that Leslie Jones has been hacked and naked pictures of her have been posted online. I know we had our differences after my review of Ghostbusters but I wish her all the best at what must be a deeply upsetting time.”

『ゴーストバスターズ』の監督、ポール・フェイグを始め、ケイティ・ペリーやレナ・ダナム等、数多くのセレブリティたちが、ジョーンズへのサポートを表明し、嫌がらせとハッキングの犯人に対して声を上げている。