映画と舞台と海外ドラマ

“I’ll have what she’s having.”

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I'll have what she's having.

「私も彼女と同じのをもらうわ。」

1989年に公開された映画『恋人たちの予感』When Harry Met Sally… の中の名セリフといえばこれ。

ニューヨークを舞台に、ハリー(ビリー・クリスタル)とサリー(メグ・ライアン)の出会いと友情とそれぞれの恋愛を追ったロマンチックコメディで、男性と女性との間に本当の友情は育つのかをテーマにノーラ・エフロンが脚本を書き、ロブ・ライナーが監督したヒット作だ。

このセリフは、ハリーとサリーがニューヨークのロウワー・マンハッタンにあるカッツ・デリカテッセンで食事をするシーンに登場する。これまで自分とセックスした女性は皆オーガズムに達していたと豪語するハリーに、女性がオーガズムに達する演技をしていても男性にはわからないと証明して見せるため、サリーがレストランのど真ん中で演技をして見せる。

周りにいるレストランの客たちは呆気に取られているが、近くに座ってそれを見ていた年配の女性客(ロブ・ライナー監督の母親でもある役者のエステル・ライナー)は、オーダーを取りに来たウエイターにこう言うのだ。

私も彼女と同じのをもらうわ」(I’ll have what she’s having

この映画にはニューヨークの四季と名所がまるで観光案内のようにたっぷり登場するが、この「フェイク・オーガズム」のシーンがあまりにも有名なので、撮影場所のカッツ・デリはいまだに観光客が絶えないNYの名所の一つになっている。

このシーンでサリーが食べているサンドイッチがカッツデリの有名なパストラミサンドやコーンドビーフサンドではなくターキーサンドだということは以前こちらでも書いたが、最近、ハリーとサリーことビリー・クリスタルとメグ・ライアンの2人がこのカッツデリを訪れたため、サリーのターキー・サンドがまたもや注目を浴びている。

というのも、二人は今年のスーパーボウルのCMのために映画史上最も有名なシーンの一つであるこの名場面を再現したからだ。CMはマヨネーズブランドのヘルマンズのもので、ライアンがターキー・サンドイッチにヘルマンズ・マヨを自分の好きな分量だけしぼりだしてパクりと食べ、クリスタルはパストラミ・サンドイッチを食べながらそれを見守るという趣向。

そして締めくくりに名セリフを口にするために登場するのは…。

それは見てのお楽しみ!

出典:Hellmann’s Official YouTube チャンネルより

『恋人たちの予感』
When Harry Met Sally… (1989)
Rating: R

監督:ロブ・ライナー
脚本:ノーラ・エフロン
製作:ロブ・ライナー、アンドリュー・シェインマン
撮影:バリー・ソネンフェルド
音楽:マーク・シャイマン、ハリー・コニック・Jr
出演:メグ・ライアン、ビリー・クリスタル、キャリー・フィッシャー、ブルーノ・カービー、スティーヴン・フォード、エステル・ライナー

US公開日:1989年7月21日
日本公開日:1989年12月23日

Top Image:  Screenshot from When Harry Met Sally…  © Warner Bros.

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