The Last Vermeerトレイラー

フェルメールの贋作者として有名なハン・ファン・メーヘレンの半生を描いた伝記映画、『The Last Vermeer』のトレイラーが公開された。

第二次世界大戦中、機知に富み、魅惑的な耽美主義者のハン・ファン・メーヘレンは夜な夜な快楽的なパーティを開いては、ナチス高官のヘルマン・ゲーリングらにオランダの貴重な美術品を売っていた。

戦争中はレジスタンスとして戦っていたユダヤ系オランダ人のヨーゼフ・ピラーは、戦後、戦中に盗まれた美術品を探す捜査官となる。その捜査の中、ナチスの協力者としてメーヘレンが逮捕・起訴された。

メーヘレンの有罪を示す証拠にもかかわらず、ピラーはメーヘレンの無罪を確信するようになる。

メーヘレンについてはフランク・ウインの『I was Vermeer』が日本でも翻訳出版されている(邦訳『フェルメールになれなかった男: 20世紀最大の贋作事件』『私はフェルメール 20世紀最大の贋作事件』)が、本作は2008年に出版されたジョナサン・ロペスのノンフィクション、『The Man Who Made Vermeers』の映画化である。

メーヘレンを演じるのは『プリシラ』(原題:The Adventures of Priscilla, Queen of the Desert)や『メメント』(原題:Memento)のガイ・ピアース。ピラー役を映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(原題:The Square)やNetflixの『ドラキュラ伯爵』(原題:Dracula)のクレス・バングが演じる。

監督:ダン・フリードキン
脚本:ジェイムス・マクギー、マーク・ファーガス、ホーク・オストビー
原作:’The Man Who Made Vermeers’ by ジョナサン・ロペス
出演:ガイ・ピアース、クレス・バング、 ヴィッキー・クリープス、 ローランド・ムーラー、アウグスト・ディール、 オリビア・グラント、 エイドリアン・スカボロー、アンドリュー・ アンドリュー・ハヴィル
US:2020年11月20日公開
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