2020年1月20日、アメリカと韓国の両国はそれぞれ国内で最初のCOVID-19の感染者を確認した。だがそれから9ヶ月後、新型コロナウィルスは20万人を越すアメリカ人の命を奪い、衝撃的な経済的ダメージをアメリカにもたらしたが、人口約5100万人の近代国家の韓国では大きなロックダウンもなく、死者は344人に止まっている。一体アメリカはどこでどう間違ったのか?
大統領選挙が近づく中、アメリカ国民は明確なリーダーシップの欠如と特有の政治腐敗に憤り、世界でも最もパワフルで豊かな国がどのようにして世界的なパンデミックへの対応にとことん失敗したのか自問することになった。
2005年の『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』(原題:Enron: The Smartest Guys in the Room)でアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされ、2007年の『「闇」へ』(原題:Taxi to the Dark Side)で同賞を受賞したアレックス・ギブニーが、オフィーリア・ハルティウニアンとスザンヌ・ヒリンジャーとともにこの疑問とトランプ政権の新型コロナウィルス対策に迫った。
タイトルの『Totally Under Control』はトランプ大統領が新型コロナウィルスについて述べた自身の言葉から取られている。
アメリカでは10月13日からOn Demandでストリーミング配信で公開され、その後20日からHuluにて公開予定。
監督:アレックス・ギブニー、オフィーリア・ハルティウニアン、スザンヌ・ヒリンジャー
US:2020年10月13日On Demandでストリーミング配信開始、10月20日Huluにて配信開始
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