1929年5月4日生まれのオードリー・ヘプバーンにとって、今年は生誕90周年に当たるそうですね。あちこちでオードリー・ヘプバーン特集が組まれています。
日本のBS放送のスター・チャンネルでも、1月から7月にかけて「麗しのオードリー」と題した特集があり、毎週土曜日の夜9時にオードリー・ヘプバーンの映画が放映されるとか。
オードリー・ヘプバーンと言えば「ローマの休日」や「麗しのサブリナ」「ティファニーで朝食を」などの映画が有名です。
「銀幕の妖精」と呼ばれるほど可憐なオードリーは映画界からとても愛された女優さんでしたが、元バレリーナだけあって、すらりとしたスレンダーなスタイルからファッション界でも大人気でした。
「麗しのサブリナ」は、そんなオードリーの魅力が溢れる映画の一つです。
サブリナはニューヨークの大富豪ララビー家のお抱え運転手の娘で、ララビー家の次男に恋をしますが、次男はサブリナには目もくれず、傷心のサブリナはパリに留学し、洗練された女性になってニューヨークに戻ってくる、というお話です。
オードリーはこの映画の中でパリに行く前のキュートなファッションと、パリから戻った後のエレガントなファッションの両方を見せてくれて、ファッションを見るだけでも楽しめる映画なのです。
今回のクッキーアートは、そんなオードリーがアメリカのファッションフォトグラファー、セシル・ビートンに撮ってもらって1964年のアメリカン・ヴォーグ8月号に掲載された写真を元に作ってみました。
クッキー生地は前回のスヌープ・ドッグと同じ。
スヌープ・ドッグと一緒に焼いたので、オードリーとスヌープが仲良く並んでいるというちょっとシュールな図に。

オードリーは端正な横顔と美しい首筋がポイント。
スヌープ・ドッグがその美しい首筋を後ろから覗き込んでいる図ですね。
スヌープの視線は無視して、オードリーのアイシングにかかりましょう。
まずは白のアイシングで帽子、耳飾りやリップラインを入れました。
帽子のあのフワフワ感をどうしようかなと考えて、ピンクのアイシングを流して爪楊枝で混ぜてみました。
適当にやってみたらなんとなく上手くいったようです。

そして仕上げは黒のアイシングで。
帽子の装飾と綺麗に結われたヘアラインを入れ、特徴的なオードリーの眉毛を入れて出来上がり。
ちょっと物足りないと思い、白のアイシングで瞼を入れたらオードリーっぽさが増しました。
適当にやってみるもんですね。



出来上がったオードリーのクッキーをかじりながら、昔のオードリーの映画を観てみるというのもオツなもの、かも☆
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