ケヴィン・スペイシー、公開数週間前のリドリー・スコット監督映画 “All the Money in the World” から降ろされる!

来月22日に全米公開予定の映画 All the Money in the World 『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド』から、ケヴィン・スペイシーが降ろされることが決定した。Deadline Hollywoodが報じた。

All the Money in the World 『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド』は、1973年に起こった大富豪 J・ポール・ゲッティの孫誘拐事件を描いた映画。誘拐された当時16歳だったジョン・ポール・ゲッティ三世の母親ゲイル・ハリス(ミッシェル・ウィリアムズ)と、ゲッティのアドバイザー(マーク・ウォールバーグ)が、誘拐犯から少年を取り返そうと奮闘する様を描いたスリラーで、スペイシーは大富豪のJ・ポール・ゲッティを演じ、映画は既に完成していた。

また、本作は11月9日からロサンゼルスで開催されるAFI映画祭のクロージング作品としてプレミア上映される予定だったが、スペイシーのセクシャルハラスメント事件への関与が数々と告発される中、上映キャンセルが発表されたばかり。

監督のスコットとプロデューサー陣はすでに完成している映画からスペイシーを降ろし、クリストファー・プラマーをゲッティ役に据えて、鍵となるシーンを撮り直し、予定通り12月22日に全米公開する予定だ。

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Christopher Plummer