トニー賞受賞のベット・ミドラー、ブロードウェイミュージカル『ハロー・ドーリー!』降板日が決定!

今年のトニー賞でミュージカル主演女優賞を受賞したベット・ミドラーが、現在ブロードウェイで上演中の『ハロー・ドーリー!』(Hello, Dolly!)から降板する日が発表された。

ブロードウェイでのチケット前売記録を更新するほどの注目を浴び、大人気となったミドラーは、来年1月14日の公演を最後に『ハロー・ドーリー!』の舞台を去ることになった。

ミドラーが最後にブロードウェイの舞台に立ったのは2013年で、ジョン・ローガン作の一人芝居  I’ll Eat You Last: A Chat with Sue Mengers でスー・メンデス役を演じたが『ハロー・ドーリー!』のドーリー・リーヴァイ役はミドラーにとっては約50年ぶりのブロードウェイミュージカルの舞台となった。

クラッシックミュージカルの『ハロー・ドーリー!』がブロードウェイでリバイバルされたのは今回で4度目。このプロダクションは、リバイバル作品賞、演出賞、主演・助演・男優・女優の全ての俳優賞を含む10のノミネートを受け、ミドラーの主演女優賞のみならず、リバイバルミュージカル作品賞、ミュージカル助演男優賞(ギャビン・クリール)、衣装デザイン賞(サント・ロクアスト)の計4部門でトニー賞を受賞した。

現在、二度のトニー賞受賞歴を誇るドナ・マーフィーが、毎週火曜日の夜とあらかじめ決められた公演日にドーリー役を演じているが、マーフィーはこれまで通り続投する。

Hello, Dolly! オフィシャルウェブサイト

Top Photo by Julieta Cervantes