2007年の映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(There Will Be Blood)以来のコラボレーションとなるポール・トーマス・アンダーソン監督とダニエル・デイ=ルイスの新作映画の公開日が、今年の12月25日になることがわかった。The Film Stageが報じた。
Phantom Threadという仮タイトルが付けられたこの新作は、Focus Featuresが2月に発表したプロットによると、1950年代のロンドンのファッション業界を舞台に、王室や上流階級を顧客に持つある頑固な仕立屋の知られざる生活を浮き彫りにしたものという。
デイ=ルイスと共演するのはマイク・リー監督映画『秘密と嘘』(Secrets & Lies)や『ターナー、光に愛を求めて
』(Mr. Turner)のレスリー・マンヴィルと、『タイタニック』(Titanic)や『ヴェラ・ドレイク』(Vera Drake)のリチャード・グレアム、『誰よりも狙われた男
』(A Most Wanted Man)のヴィッキー・クリープス。
Daniel Day-Lewis
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映画は既に制作に入っているが、アンダーソン監督はポスト・プロダクションの作業にたっぷりと時間をかけることで知られており、公開日は来年のオスカー審査対象資格が得られるギリギリの12月25日に設定された。この日から1週間限定公開した後、1月から全米拡大公開されるのではないかと見られている。
アンダーソンと長年コラボレーションしているジョニー・グリーンウッドがオリジナルスコアを作曲することが決まっている。
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