イタリアの自動車メーカー、フェラーリの創設者であるエンツォ・フェラーリの伝記映画’Ferrari‘に、ヒュー・ジャックマンが出演交渉中だ。Deadline Hollywoodが報じた。
マイケル・マンが監督・脚本の’Ferrari’は、マンが故シドニー・ポラック監督とともに17年前に始動させた企画。脚本は1991年に出版されたブロック・イェーツの本『Enzo Ferrari: The Man, the Cars, the Races, the Machine』をベースにしており、フェラーリがライバルのマセラッティと優位を争う1957年を舞台に、情熱、敗北、成功、生と死を描くドラマだ。
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フェラーリ役は当初クリスチャン・ベールが演じる予定だったが、この役のために体重を増加させるのは、『マシニスト』(The Machinist)や『アメリカン・ハッスル』(American Hustle)のために極端な体重の増減を行ってきたベールの健康上懸念があるということで、昨年1月に降板が発表されていた。
フェラーリと波乱に満ちた関係にあった妻リンダ役はノオミ・ラパスが演じ、2018年に撮影スタート、2019年にリリースと目されている。
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ジャックマンは、今月公開された『ローガン』(Logan)で、これが最後となるX-メンシリーズのウルヴァリン役を演じている。
Top Photo: ‘Logan‘ © 20th Century Fox