トム・ハンクスとメリル・ストリープが「ペンタゴン・ペーパーズ」を扱ったスティーヴン・スピルバーグの新作映画’The Post’に主演することがわかった。The Hollywood Reporterが報じた。
正式名称を「ベトナムにおける政策決定の歴史、1945年-1968年」(”History of U.S. Decision-Making Process on Viet Nam Policy, 1945-1968″)という「ペンタゴン・ペーパーズ」は、アメリカがどのようにしてベトナム戦争を拡大していったかを研究してまとめた報告書。その一部がニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストに掲載され、米国政府が正確な情報を国民や議会から隠していたことを暴露することになり、ベトナム反戦運動を元気づけることとなった。
‘The Post’はこの書類の公表に関するワシントン・ポストの役割を描いたドラマで、特に編集のベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)とワシントン・ポストのオーナー、キャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)に焦点を当てる。
スピルバーグがリズ・ハナーの脚本を元に監督する。製作はスピルバーグとエイミー・パスカル(『ゴーストバスターズ』)、クリスティー・マコスコ・クリーガー(『ブリッジ・オブ・スパイ』)。
Meryl Streep
Tom Hanks
Steven Spielberg
Top Photo: (L) Tom Hanks in ‘Bridge of Spies‘ © Touchstone Pictures, (R) Meryl Streep in ‘Florence Foster Jenkins‘ © Paramount Pictures