Netflixは、L・M・モンゴメリーの小説『赤毛のアン』(Anne of Green Gables)を新たにテレビドラマ化したオリジナルシリーズ’Anne‘のプレミア配信日を発表した。’Anne‘は、アメリカ及び日本で5月12日(金)から配信がスタートする。
モンゴメリーの小説『赤毛のアン』は、1890年代のカナダを舞台に、赤毛の孤児アン・シャーリーが、プリンス・エドワード島にあるグリーンゲイブルスで暮らす初老の兄妹、マシューとマリラ・カスバートに引き取られ、そのユニークな精神と飽くことない好奇心、豊かな想像力で、マシューとマリラや小さな町の人々に影響をもたらす様子を描いている名作だ。
シリーズは1908年に出版されて以来何度も映画化、テレビドラマ化されており、カナダ放送協会(CBC)が1985年にケビン・サリバン脚本・監督、ミーガン・フォローズ主演で製作した3時間を超えるテレビ映画は、日本では50分カットしたダイジェスト版が劇場公開された。
今回の新シリーズもCBCが制作。原作の物語を辿りながら、女性差別やいじめ、偏見、アイデンティティなど、数々のテーマを扱う予定で、全8話からなる第1シーズンの脚本はテレビドラマ『ブレイキング・バッド』(Breaking Bad)でエミー賞を受賞したモイラ・ウォーリー=ベケットが担当した。2時間のシリーズプレミアの監督は映画『クジラの島の少女
』(Whale Rider)のニキ・カーロが務める。
主役アンを演じる女優は大々的なオーディションで選ばれ、新人のエイミーベス・マクナルティーが大役を射止めた。アンを引き取ることになる初老の兄マシュー役をR・H・トムソンが、その妹マリラ役をジェラルディン・ジェイムズが演じる。
Netflix ‘Anne‘ オフィシャルウェブサイト
Top Photo: Amybeth McNulty as Anne © Netflix