ライアン・マーフィーの大ヒットアンソロジーシリーズ『アメリカン・クライム・ストーリー』(American Crime Story)のシーズン2に、アネット・ベニングが出演することが決まった。The Hollywood Reporterなどが報じた。
アメリカではFXで、日本ではスター・チャンネルで放映されている『アメリカン・クライム・ストーリー』は、シーズン1ではO・J・シンプソン事件を扱ってこのアワードシーズンで多くの賞を受賞したが、シーズン2では2005年にルイジアナ州を襲ったハリケーン・カトリーナを扱う。
4度のオスカーノミネート歴を持ち、ジョン・ミルズ監督の映画“20th Century Women”で今年のゴールデン・グローブ賞にもノミネートされたベニングが演じるのは、当時ルイジアナ州の民主党知事だったキャスリーン・ブランコ。
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その他のキャストは公式には発表されていないが、マーフィーは、シーズン1の『O・J・シンプソン事件』でO・Jを訴追した検察官マーシャ・クラークを演じてエミー賞やゴールデン・グローブ賞を受賞したサラ・ポールソンがシーズン2にも出演すると発言しており、O・Jを演じたキューバ・グッディング・Jrやその弁護人を演じたコートニー・B・ヴァンスもシーズン2に戻って来ると言われている。
『カトリーナ:アメリカン・クライム・ストーリ(原題)』(Katrina: American Crime Story)は2018年の放映を予定しており、シーズン3では1997年に起こったファッションデザイナーのジャンニ・ヴェルサーチ殺害事件を扱うことが決まっている。
Top Photo: 20th Century Women © A24