It’s Showtime! ワーナーブラザースが開発中のミュージカル『ビートルジュース』リーディングにクリストファー・フィッツジェラルドの参加決定!

ワーナーブラザースの舞台部門、ワーナーブラザース・シアター・ベンチャー (WBTV)は1988年のティム・バートン監督映画『ビートルジュース』(Beetlejuice)の舞台ミュージカル化を進めているが、そのニューヨークでのリーディングにクリストファー・フィッツジェラルドが参加することが決定した。

フィッツジェラルドは現在ブロードウェイでミュージカル『ウェイトレス』(Waitress)に出演中で、過去3度のトニー賞ノミネート歴を誇るベテラン。コミカルな演技で舞台に登場するや客席の注目を集める役者だ。

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Christopher Fitzgerald

『ビートルジュース』の舞台ミュージカル化演出は、Amazonのコメディドラマ『モーツァルト・イン・ジャングル』(Mozart in the Jungle)の共同クリエイターで、ブロードウェイの芝居『ピーター・アンド・ザ・スター・キャッチャー(原題)』(Peter and the Starcatcher)でトニー賞にノミネートされたアレックス・ティンバースが務めることが既に決定しているが、その他のキャストやクリエイティブチーム、上演スケジュールについては発表されていない。

ティム・バートンの映画『ビートルジュース』は自動車事故で死んでしまった若い夫婦が、自分達の死後、家に住みついた人間を追い出すためにバイオ・エクソシストのビートルジュース(マイケル・キートン)を雇うというホラーコメディ。

WBTVはこの『ビートルジュース』を含め、現在映画の舞台化企画を3本進めている。

1本は、自分の職場である死体公示所で秘密の売春宿を経営するよう説得される男を描いた、1982年のロン・ハワード監督のダークコメディ映画『ラブ IN ニューヨーク』(Night Shift)のミュージカル化。

残る1本はアル・パチーノが銀行強盗犯を演じたシドニー・ルメット監督の1975年の映画『狼たちの午後』(Dog Day Afternoon)。こちらは2015年にBetween Riverside and Crazyでピューリッツァー賞を受賞したステファン・アドリー・ギジスが脚本を担当する予定だ。

WBTVはまた、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』(Charlie and the Chocolate Factory)を今年4月23日にブロードウェイでオープン予定。

Top Photo: Michael Keaton in Beetlejuice © Warner Bros.