ジュード・ロウ主演ミニシリーズThe Young Pope『ザ・ヤング・ポープ(原題)』が米HBOで1月放映開始

ジュード・ロウがローマ教皇を演じる全10話のドラマシリーズThe Young Pope『ザ・ヤング・ポープ(原題)』が、来年1月15日から米HBOで放映開始となる。

The Young Popeは第86回アカデミー賞の最優秀外国語映画賞に輝いた『グレート・ビューティー/追憶のローマ』の監督、パオロ・ソレンティーノの最新作で、全10話をソレンティーノが監督している。

ジュード・ロウが演じるのは架空のイタリア系アメリカ人の司祭レニー・ベラルド。若く、チャーミングなベラルドがアメリカ人として初のローマ教皇ピウス13世となる。その選出は枢機卿団の効果的なメディア戦略によるものとみられたが、それは見かけだけのもので、神の神秘をコンパスにして己を導いていく場所であるヴァチカンの中でも、ピウス13世は最もミステリアスで矛盾した人物であることが次第に分かってくる、というストーリーだ。

ダイアン・キートンがアメリカ人修道女メアリー役で共演する他、イタリアの俳優シルヴィオ・オルランド(ナンニ・モレッティ監督映画Il Caimano『夫婦の危機』)や、スコット・シェパード(映画Bridge of Spies『ブリッジ・オブ・スパイ』や舞台Gatz『ギャッツ(原題)』)が出演している。

The Young Popeはイタリアのテレビ局Sky、アメリカのHBO、フランスのCanal+が共同で製作したミニシリーズとしても話題を呼び、それぞれが自国での配給を担当、イタリア、フランスでは10月に放映開始となった。

そのほかの国への配給権はFremantleMediaが持ち、日本ではKADOKAWAが権利を獲得したが、日本での放映予定の詳細はまだ発表されていない。

The Young Popeトレイラー

HBOのThe Young Pope オフィシャルウェブサイト

Photo © HBO