Jennifer Lawrence
ジェニファー・ローレンスが、ジャズエイジ社交界の名士で作家のゼルダ・フィッツジェラルドの伝記映画に主演することが決まった。The Hollywood Reporterが報じた。
Zeldaというタイトルが付けられたこの映画は、ナンシー・ミルフォードが1970年に発表し、ピューリッツァー賞最終候補にもなったベストセラーの伝記『ゼルダ-愛と狂気の生涯』(Zelda)をベースに、英国のTVドラマThe White Queenで知られるエマ・フロストの脚本で製作される。
この企画はロン・ハワードにより進められており、ハワードが監督を務める可能性もある。
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映画が描くのは、アラバマ州モンゴメリーで生まれ、作家F・スコット・フィッツジェラルドと結婚したゼルダの生涯。ゼルダはフィッツジェラルドから「アメリカ最初のフラッパー」とあだ名をつけられ、フィッツジェラルドにとってはなくてはならないミューズとなり、激烈な競争相手となった。
だが、自身の芸術性を必死に追求しようする間に、やがて統合失調症を患って下降線の人生を送ることになる。映画は等しくクリエイティブな2人の人間の間に愛は存在し得るのかを問いかける。
製作はローレンスを大スターの座に押し上げた『ハンガーゲーム』(The Hunger Games)シリーズのアリソン・シアマー。
シアマーは女性を主役に据えたテントポール映画(興業的な大成功が見込まれる大バジェットの大型映画)を製作するプロデューサーと目されており、ディズニーの実写版『シンデレラ』(Cinderella)や、フェリィティ・ジョーンズ主演の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(Rogue One: A Star Wars Story)の製作も担った。
ローレンスと、ローレンスの映画製作パートナーであるジャスティーン・シアロッキも製作に加わる。
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