ミュージカル『ハミルトン』からオリジナルキャスト2名がさらに降板

ミュージカルHamiltonで今年のトニー賞助演男優賞を受賞したダヴィード・ディグスと、同助演女優賞を受賞したレネー・エリス・ゴールズベリーが『ハミルトン』から降板することがわかった。ディグスの最後のパフォーマンスは7月15日。ゴーズルベリーの最終日はまだ発表されていない。

『ハミルトン』のオリジナルキャストの降板は、4月9日を最後に降板したジョナサン・グロフ、7月9日のリン=マヌエル・ミランダ、レスリー・オドム・ジュニア、フィリッパ・スーに続き、これで計6名となる。6名全員が今年のトニー賞にノミネートされ、うち、オドム・ジュニアが主演男優賞を、ディグスが助演男優賞を、ゴールズベリーが助演女優賞を受賞。ミランダは主演男優賞は逃したが、脚本賞を受賞している。

『ハミルトン』から降板後、グロフはNetflixの新シリーズMindhunterの撮影に入り、スーは新しいミュージカルAmélieに主演することが決まっている。6月10日にジャズのソロアルバムをリリースしたばかりのオドム・ジュニアは、アルバムのプロモーショナル コンサートを開始。ミランダはエミリー・ブラントと共演する新しいディズニーの映画Mary Poppins Returnsへの出演を含む複数のプロジェクトが控えている。ゴールズベリーはNetflixの新しいSFドラマシリーズAltered Carbonに出演が決まっている。

Top Photo: Daveed Diggs, Cynthia Erivo, Leslie Odom, Jr., and Renee Elise Goldsberry pose in the press room with their awards at the 70th Annual Tony Awards
Photo by Dimitrios Kambouris/Getty Images for Tony Awards Productions