1960年代に実際にあったFBIのジーン・セバーグ監視事件を描いた『Seberg』のトレイラーが公開された。
ゴーダールの映画『勝手にしやがれ』（À bout de souffle）に出演したアメリカの著名な役者、ジーン・セバーグは、アメリカに戻る飛行機の中でスチュワーデスが黒人の乗客に差別的な態度で接するの目撃する。乗客は市民権運動の活動家、ハキーム・ジャマルだった。空港に到着後、不当な扱いに対する小さな抗議の集まりに出くわしたセバーグは、それに賛同を示すために「ブラック・パワー」のジェスチャーをする。だが、それをFBIが監視していた。セバーグを危険人物とみなしたFBIは、セバーグの電話を盗聴。やがてセバーグは度を超したFBIの監視によって、神経をすり減らしていく。
クリステン・スチュワートがジーン・セバーグを演じる映画『Seberg』のトレイラーはこちら。
監督：ベネディクト・アンドリューズ
脚本：ジョー・シュラップネル、アナ・ウォーターハウス
出演：クリステン・スチュワート、アンソニー・マッキー、マーガレット・クォーリー、ザジー・ビーツ、コルム・ミーニイ、ヴィンス・ヴォーン
US：2019年12月13日
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